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2006.09.06 (Wed)

芋子の将来を考える

先週?先々週?会社の中庭から花を摘んできた。
いわゆる、野草。
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会社の机に、このように飾って日々手入れしていた。

で、ふと今週の月曜に水を入れ替えて眺めてたら、白い花のとこに
7mmぐらいの芋虫がついてた。
精一杯伸びると1cmぐらいかな。

「ちっ」と思って、ぷちっと潰そうと考えてたら一緒に見てたKYさんが

「これ、育ったら何になるんでしょうね?蝶かな?蛾かな?」

この言葉が私の何かに火をつけた。
「マジで何になるんだろう?ちゅーか、今まで一週間以上こいつは
私のつんだ花に身を潜めてたんだよな〜。もしかしたらこの机の上で
孵化したのかもしれん。これは・・・運命?」

ふと見回すと、試験管風の空き瓶が転がってた。
「これで飼えってか?」

もう、止まらなかった。

芋虫をシャーペンですくいあげて試験管に入れてくっついてた花の
葉っぱを入れてコルクでふたをした。
芋虫は早速糸をはいて葉っぱを試験管中に浮かすというマジックを
披露してくれた。
20060906224530.jpg


それからしばらく放置してると、コルクで密封されて苦しくなったのか
コルクのとこにへばりついて困ったようにぐるぐる。

これはいかん、と思い、コルクをはずし厚手のティッシュでふたをして輪ゴムで固定。

換気がうまくいったと見えて芋虫は葉っぱの方に帰っていき、
悠々自適に過ごしていた。
この写真クリックで大きくしてみると芋虫の存在がかろうじてわかる。
20060906225324.jpg


ちょっとかわいくなったんで名前をつけることにした。
『芋子』と命名。

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翌日、火曜日、私は風邪で会社を休んだ。

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そして今日、風邪も治り、芋子の存在など忘れて出社。

出社して最初に目に入ったのは、
試験管の中にある枯れた葉っぱ。

ん?何だこれ?・・・あ、芋子?そういえば芋子!!
月曜の記憶がまざまざとよみがえる。
「芋子!芋〜〜子!」焦り、芋子の姿を探す。

・・・いた。
芋子は枯れた葉っぱからちょっと離れたとこにやせ細って縮こまっていた。
「おおぉ!芋子よ!!」
ぴくりとも動かない芋子。
ただならぬ空気を察知し数人が様子を見にくる。
「芋子が・・・死んだ?」

まだ決まったわけじゃない、と試験管をゆすったりはじいたりしてると
芋子が渾身の力を振り絞って頭を持ち上げた。

「おおお!生きてた・・・」

それから一度、中の枯れた葉っぱを捨てて芋子が最初にいた白い花を
1つ切ってティッシュに水を含ませ花の茎を巻いてから試験管に入れ、
芋子を再度投入。
ちょっとした模様替え。

最初は瀕死で動きもにぶかった芋子が濡れティッシュに大興奮で
がぶがぶと水を飲み始めた。
ほんとにがぶがぶ飲んでてこればっかりは可愛くてしょうがなかった。

「ごめんね・・・ごめんね。芋子。お母さんバカで・・・。」

とすっかり親心も芽生えた頃には、水をがぶ飲みした芋子は一回り
大きくなってニョコニョコと元気に試験管内を走り回っていた。

それから仕事に没頭して、夕方まで放置。
ふと、仕事が一段落した時に不安定な芋子の家が不安になってきた。
何かの弾みに転がったりしたら芋子が重い濡れティッシュの下敷きに。
ってことで即席で台座を作って周りを賑やかに飾ってみた。
20060906231713.jpg


なかなか素敵。
私の机は今、非常に汚いんでいなくなったUさんの机にディスプレイ。
しばらくこの状態で見守ろうと思う。

いつかは芋子もさなぎとなり、成虫へと成長するのだな〜。
なんか、乗りかけた船ってかんじだけど、
芋子が蝶であれ、蛾であれ、見守ってやろうではないか。
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